今日、TBSの『 夢の扉 』で ヒートアイランド現象 を解決する新技術として、ドライミストが紹介されていました。

ドライミスト って何?と聞きなれないんですが、これが、超画期的!!
で、環境問題となっている夏場の冷房問題を解決できるのはもちろん、冷房が苦手な冷え性の人や、電気代節約をしたいって人にも耳寄りな情報でした♪

ドライミスト とは…

東京理科大学で防災技術を研究している辻本誠 教授が開発したものなのですが、『濡れない霧を発生させて涼しくさせよう』というものです。
クーラーに代わるエコ技術なんです!

ミストって聞くと、しっとりと濡れるイメージがあるんだけど、ドライミストは「ドライ」と付く通り、濡れないのが特徴!
なぜ濡れないのか?というと、水を0.016ミリの粒子にして噴射するからなんだとか。

これは、気化熱を利用しているんだそうです^^
すぐに気化して空気中の温度を下げるので、涼しく感じながらも濡れていないように感じるんだそうですよ♪

ドライミストは、2005年の愛知万博でも発表されてたそうで、家庭用のものも発売されています。
冷房の買換えを考えている方で、エコや節約に興味のある人は要チェックです!

家庭用としてこのドライミストを使う場合、クーラーと比べて大きなメリットがあるんです^^

  • 電気代の大幅削減
  • 排熱がない
  • 体が冷え過ぎない

ということが挙げられます。
身体の冷えはさまざまな不調につながるので良いですよね!

そして使用する際、クーラーと正反対なのが、窓をあけるということ!
風の力で循環させるので、窓を開けた方がより部屋の奥まで循環するようになっているんだそうです。
クーラーは閉め切らなければいけませんが、ドライミストならまさに涼しさを隣近所で分け合うということができるのも理想的なところなんだそうですよ。

気になる電気代は、省エネエアコンと比べると、1ヶ月分は、

  • 省エネエアコン:1,584円
  • ドライミスト:276円

となります。
省エネエアコンよりもさらに省エネですね!

辻本さんは、電気代は電池一本分ということにこだわっていたのですが、まさにその通りのものが出来たんだそうです^^

今年の夏は例年よりも熱帯夜がまた増えるそうです…
30年前の東京の熱帯夜は10~15日程度だったのですが、現在は30~40日、今年は50日くらいが予想されています。
ここ数年の都会での暑さは本当に半端でなく、私も心配になっています。

この異様な暑さをもたらす、ヒートアイランド現象の原因の一つと考えられている”クーラーの排熱”が指摘されていますが、ドライミストを使用すれば原因の一角が解決するってワケなんです!

ぜひ、全国に一刻も早く普及してほしいなぁと思った技術だと思いませんか?

ドライミストの詳細は、東京理科大学工学部建築学科辻本研究室のブログをご覧ください。

参照:ドライミスト研究・開発blog