今、バターが品薄で大変になっていますね^^;
酪農家が減ってきているのが大きいのそうなのですが、昨年の猛暑の影響など、他にも色々重なってのことのようです。
バターの原料は生乳なのですが、生乳を原料にしているのはバターだけではありません。
牛乳や生クリームやチーズも生乳を原料にしています。
その中で、国内で作られる生乳の半分は牛乳に使われます。
飲み物なので消費量が多いこともありますが、保存性がないのでどんどん作り続けなければならないからです。
その点、バターは保存が効きますし、量もそれほど使わないので、一番後回しになってしまうんです。
なので牛乳はあるのにバターは品薄なんです><
政府は緊急輸入などで頑張ろうとしていますが、円安がどんどん進む今、輸入ものが入ってきても高そうですね><
でも、実はバターって、自分でも作れるのです!
しかも材料は
乳脂肪分35%以上の生クリーム 200ml
だけ^^
乳脂肪分が高いほど量をとることができます。
その作り方が、11月21日放送のあさイチで紹介されていました。
まずは生クリームとハンドミキサーを用意して下さい。
ハンドミキサーがない方は、ペットボトルで作る方法も紹介しますので、そちらをご覧ください。
バターの作り方
- ボールに入れた生クリームを一番早い速度で泡立てます。
混ぜることで脂肪分と水分が分離しますので、水分を取り除いた固形分がバターになります。 - 水分が出てきたら、飛び散らないようにボールごとビニール袋に入れて、その中で一番遅い速度で泡立てます。
ハンドミキサーの羽根にバターが入ってくるぐらいねっとりするまで混ぜればOKです。
ここまで、泡立てる時間は、全部で7分ほどです。 - 次に水きりですが、直接触るとバターが溶けてしまうので、ペーパータオルで包んでゴムベラで押して水分を出します。
ペーパータオルを取り替えたりして水分を出しきりましょう。
これでバターが完成です。
ペットボトルを使ったバターの作り方
次に、ハンドミキサーの代わりにペットボトルで作る方法ですが、違いは一つだけです。
それは、ペットボトルに生クリームを入れたら、ひたすら振るということです^^;
10分ほど振り続けたら固形物と水分の分離が進みますので、ペットボトルをハサミで切ってバターを取り出します。
あとはペーパータオルとゴムベラで水分を出すのは同じです。
腕が疲れると思いますが、途中で休憩しながらでも大丈夫!
頑張りましょう^^;
完成したてのバターはフワフワ♪
コクがあってやわらかいんです^^
お好みで塩を入れてもOKですし、レーズンやたらこ、シナモンシュガーなどを加えて楽しむこともできますよ♪
注意点が一つあります。
手作りのものなので、冷蔵保存をして、3~4日で消費した方が良いとのことでした。
1回で作れる量は乳脂肪分によって変わるのですが、乳脂肪分が45%のもので、大体120gのバターがとれる感じですので、それを基準に調整すると良いですね。