食費節約に必要なことは、『買った食材は最後まで使い切る!』ですよね^^
その食材を最後まで使い切るには、なるべく鮮度の良い状態で保存することもポイントになってきます。
前にも野菜の長持ち保存法を紹介してみたんですが、「伊東家の食卓」でちょっと気なる裏ワザを見つけました!
なんでも葉物野菜が1週間以上、シャキシャキのまま保存できちゃうという裏技!
ほうれん草などの葉物野菜は栄養価も高く、特売だとかなりお安く買える時もありますよね。
そんな時、ついついまとめ買いをしてしまうんだけど、傷むのが早くて4日くらいでしなしな状態に!
「あぁ1束にすれば良かった…」なんて思った経験ありませんか?
そんな葉物野菜が1週間以上シャキシャキのまま保存できるなんて、これは要チェックですよね(≧▽≦)!
葉物野菜を長持ちさせる裏ワザ
今回はほうれん草で説明しますが、葉物全般に使えます。
- ほうれん草を買ってきた袋のまま使います。
袋の下側の両端に穴が開いているか確認。
穴が開いていなければ、はさみで切って穴を開けます。 - 袋の上から水を入れる。
水の量は、ほうれん草の葉がすっぽり浸かるくらいまでたっぷり。 - 袋の下に穴を開けているので、もちろん水がもれます^^
水がもれるのを、シンクの端に立てかけて、3分ほど放置して、水を切ります。 - 中の水が全部流れ切ったら、袋の底に溜まっている水も指で押えて垂れる水をしっかり切ります。
- 袋の上は口が開いた状態だと思います。
口が開いているところを一度折り、真ん中にセロテープをタテにピッと貼ります。 - 冷蔵庫の野菜室に保存します。
これだけで、通常4日しか持たないほうれん草が1週間以上シャキシャキのまま保存できちゃうのです!
実際に伊東家の食卓では、この裏ワザを使わない通常の保存をした時と、裏ワザを使って保存した時の傷み具合を比べる実験をしていましたよ^^
実験結果
- 通常のまま保存→3日目で傷みがかなり目立ち始め、6日目で完全にグジョグジョになってしまった…。
- 裏ワザ適用→8日目で少ししんなりし始め、10日目で葉の部分に痛みが目立ち始める。
これだけの差が!
ちなみに春菊と小松菜は、通常保存では3日目でダメになり、裏ワザを使うと、8日目になってもまだシャキシャキ!だったそうです^^
専門家に聞いてみると…
葉物野菜は収穫した時点から水分は失われ始め、その野菜を私たちが買った時にはすでに水分が不足している状態。
なのでそのまま冷蔵庫に保存すると、さらに水分不足が進行してすぐにしんなりし、数日で傷んでしまうことに!
この裏ワザのように、ほうれん草をいったん水に浸すことで、ほうれん草の根元の”毛細管現象”で水を吸収するんだそうです!
すると、ほうれん草が1週間以上シャキシャキのままでいられる水分を溜め込むので、長持ちさせることができるってワケです♪
ほうれん草の袋の上、口が開いた部分をセロテープで止めるのは、袋のなかの水分を蒸発させないため。
そして、セロテープを1箇所だけしか止めなかったのは、袋を完全に密閉してしまうと、野菜が放出する二酸化炭素で酸化させて、傷めしまうからです。
空気を循環させるために、軽く止める程度がちょうど良いのだそうです。
そんなに手間がかかる方法でもないので、この長持ち保存の裏ワザはぜひ使ってみたいと思います♪