食費節約の、基本中の基本は、

『ムダ買いをなくして、買った食材は最後までキレイに使い切る』

ことですよね。

せっかく頭を悩ませて、ムダをはぶいて安く買ってきた食材を最後に腐らせてしまっていては、 食費の節約 にはなりません。

なので、まずは『ムダ買いをなくす』これが普通にできるようになったら、次は、『買った食材を使い切る』ことです。
で、その次に必要になってくる知識は、『買った食材を長持ちさせる』ことだと思います。

でも、「野菜はなるべく冷凍しないで、鮮度の高いうちに食べる方が、栄養価も高い」っていうのが私の考え。

なので、 冷凍保存 は「腐らせてしまうかもしれないなら冷凍しておこう」と、最後の手段にしています。
、野菜はなるべく長持ちさせる保存法で保存するようにしてます。
野菜の長持ち保存法1
野菜の長持ち保存法2

それでも、少し使って当分使う予定のないものは、鮮度の高いうちに冷凍します。
そんな 冷凍保存 の基本知識のご紹介です。

冷凍保存の基礎知識

冷凍は新鮮なうちに!

冷凍保存 を万能って思っている人が多いようなんだけど、実は、全然そんなことないんですよね^^;
最新の冷蔵庫ならもしかしたら可能なのかも知れないけど、通常、品質も落ちるし、味も変わっていくんです。

なので、”良い状態”で保存することが大切なんだそうです。
 
良い状態とは新鮮なうちということ。

献立を立てたら、

「この食材は半分しか使わないなぁ。」
「1回使ったら1週間ほど使わないかも?」

って思ったら、即冷凍!
 
食べ切れなかったから…賞味期限ギリギリ!などになってから冷凍していたら、やっぱりそれだけ傷むのも早くなるんだそうですよ。

なので、「安くて買いだ!」と思った食材を多めに買った時は、使う分を残して即冷凍!これが冷凍保存の基本のようです。
冷凍して1度解凍したものを再冷凍しないことも原則なんだとか。

ピッチリ密閉!

冷凍した食材が傷む原因の一つは空気にふれて酸化してしまうことのようです。
なので、ピッチリ密閉が大切なのです。

ラップで包む場合もピッチリ密着!
ポリ袋に入れて保存する場合は空気をしっかり抜く!
これが原則!

でも、ラップもポリ袋も実は酸素を通してしまうので、より長持ちさせるには、酸素を通さない冷凍保存用の袋や容器などに入れると効果的!

ファスナー付きの冷凍袋にも空気を残さない方が良いので、ファスナーの隙間からストローをさして空気を抜き取るのがコツなんだそうです。

私もこの冷凍保存実践中です^^

できるだけ平らに薄くして冷凍

冷凍保存のポイントの一つは早く凍らせることです。
ゆっくり凍らせると、食材の中の水分が大きな結晶になって、食感が変わったり味が落ちたりするんだそうです。

なので、早く凍らせるために、なるべく平らに薄く包んだりすることが大切です。
1つに包む量を小分けするのもポイント!

解凍して何にどのくらいの量づつ使うのかを想定して小分けしておくと、早く凍るし、余計な分を解凍しなくてすむので、結果、節約にもつながりますよね^^

急速冷凍を心がける

とにかく早く凍らせることで、品質、味を落とすことなく冷凍保存できるので、早く凍らせる工夫が必要です。
最新冷蔵庫の”瞬冷”機能付きなら良いんだけど、うちにはありません^^;

冷機をシャットアウトしてしまう、プラスチックや発泡スチロールなどのトレーでは冷凍に時間がかかってしまうのでNG!

まずは凍らせるまで、アルミトレーなどに平らに広げて冷凍させたり、冷気の吹き出し口付近に置くようにしたりするのもコツ。

保冷剤などを並べた上に置くのも効果的!
凍ってしまったら、キレイに収納しなおして、忘れてしまわないように♪

冷凍しても賞味期限は無限になりません

いくら急速に凍らせても、ピッチリ密閉していても、食材の劣化は進みます。
なので、なるべく早めに食べることを心がけないとダメなんだそうです。

その目安はだいたい1ヶ月。

痛みやすい魚貝類は2~3週間!
油を使った調理品も2~3週間。
野菜は3週間、お肉も最長1ヶ月!

これが原則のようです。

あとは再冷凍をしないこと!
夏場は特に細菌類が増えるので要注意。


とにかく何でも冷凍してしまえば、大丈夫♪なんて、冷凍保存を万能のように、私も考えていた頃があったんだけど、実はそうでもないので、ポイントは抑えておかないとダメなんですねぇ。
食費節約 冷凍保存術 いろいろ